美容整形の中でも、ほうれい線治療によく使われるヒアルロン酸注射。
リスクや副作用も少なく、技術の確かな医師が行えば、ほうれい線が目立たなくなったり薄くなったりと、非常に簡単で効果のある施術方法です。
しかし、口コミの中には、ヒアルロン酸注射に失敗した症例もあります。
せっかくきれいになるために高い料金を支払ったのに、後悔するような結果になるなんてありえませんよね。
そこで、今回は、ほうれい線を目立たなくするヒアルロン酸注射をする時、なぜ失敗するような事故が起こってしまうのか、また失敗しないためのクリニック選びのポイントなどをご紹介したいと思います。
この記事が少しでもお役にたれば幸いです。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射をなぜ失敗するのか
ヒアルロン酸注射は、美容整形の中でも簡単に施術できるほうれい線への治療の1つですが、有名美容クリニックでも失敗が発生しています。
口コミに一番多い失敗は、ほうれい線のしこり。
「ほうれい線あたりが触ると硬くしこりがある」「虫に刺されたようにボコボコになった」や「しこりで段差になり、逆にほうれい線が目立っている」といった施術後の結果があります。
なぜ、こんなことが起こってしまうのか?
これには大きく分けて2つの原因があります。
・ヒアルロン酸の種類
・ヒアルロン酸を注入する医師の技量
ヒアルロン酸の種類
ヒアルロン酸はもともと体の中にある物質なので、とくに危険はありません。
ヒアルロン酸の種類は、粒子の細かい液状のものから粒子が大きく固形に近いものあり、様々な種類があります。
通常、ほうれい線など顔のシワに使われるヒアルロン酸は、3~6カ月程で吸収されるほどの粒子が細かくやわらかいタイプものを使用します。
一方で、バストや鼻や顎の形成に使われるヒアルロン酸は、形が大事なので粒子が大き目のもが使われます。
しかし、格安を謳い、本来の用途は豊胸などに使うヒアルロン酸を皮膚の薄い顔に注入したり、硬いヒアルロン酸を使用したりすると、ほうれい線周りにしこりやデコボコになったという失敗につながります。
また、ヒアルロン酸の持続期間を長くするために、体内で分解できない物質を混ぜてしまっている場合もあります。
ヒアルロン酸注入する医師の技術
ほうれい線周りにはたくさんの動脈が流れています。
施術する医師は、その動脈を避けてヒアルロン酸を注射しなければなりません。
しかし、医療事故につながるヒアルロン酸注射については、医師の十分な技量と血管などに注入してはいけない部位があるなど、注入する部分についての解剖学的な構造をしっかり理解しているかどうかに関わってきます。
よって、十分な知識をもちしっかりとした経験豊かな技術をもった医師であれば、ヒアルロン酸注射でミスをするようなことはありません。
安全にヒアルロン酸注射を受けるためのクリニック選び
ヒアルロン酸注射は、美容整形の中でもほうれい線やシワ改善のための簡単に施術できる治療方法ですが、失敗せずに安全に施術を受けるためには、ちゃんとしたクリニックそしてお医者様を選ぶことが必要です。
そのためには、2つの点を理解した上で、クリニックを選びましょう。
・医師の技量や経験
・ヒアルロン酸に対する知識
施術を受ける医師について
クリニック選びの1つとして、もっとも大事なのは、医師のしっかりとした技術と豊富な経験です。
これは、所属の美容クリニックのHPなどに医師のそれまでの経歴が掲載されているページがあるはずです。
そういったページに書かれている情報をしっかりチェックし、本当に信頼してもよいのか大丈夫なのか、その美容クリニックで施術してもよいのかということを慎重に検討し、見極めることが必要です。
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸について先ほども簡単に書いていますが、ヒアルロン酸は即効性はありますが、持続性は低いです。
1度の注入で、約3カ月~6か月程度しか持続せず、あくまで1次的なん効果を得るための施術となります。
ですから、継続的な効果をもとめる場合は、3か月おきにヒアルロン酸注射を打ち続けなければなりません。
ヒアルロン酸については、長期持続を謳っている場合は、十分慎重になることが必要になります。
つまり、一般的に使用されているヒアルロン製剤を用いて、経験豊かな医師が注射すれば、ヒアルロン酸注射はほうれい線などのシワ治療に安全で効果的な治療法となります。
ほうれい線を目立たなくさせたいと美容整形でヒアルロン酸注射を検討する場合は、失敗など医療事故に合わないためにも、上記2つのことをしっかりと理解した上で、しっかりした美容クリニックを選ぶよう気をつけましょう。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。