ほうれい線を消したい!時に効果的な美容整形は、ヒアルロン酸注射が人気です。
顔にメスを入れたりせず、注射のみで簡単に施術でき、一時的な効果の化粧品などと違い、数か月単位での効果が見込めるので、最近ではプチ整形として治療している方も多いいようです。
しかし、ヒアルロン酸注射が簡単にできるといっても、医療行為である以上、少なからずリスクが伴っています。
そこで今回は、ヒアルロン酸注射にはどんな副作用があるのか、出やすいのか調べてみました。
この記事がほうれい線やシワ治療にヒアルロン酸注射を検討されている方の参考になれば幸いです。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射の4つの副作用
ヒアルロン酸は、もともと人の体内にある物質なので、本来であれば有害なものではありません。お肌の潤いを保つ保湿効果の高い成分です。
その効果を生かしたヒアルロン酸注射は、ほうれい線やシワに効果的とされる手軽にできる美容整形の1つです。
しかし、外部からヒアルロン注射をするとなぜ副作用が出てしまうのか?
ヒアルロン酸注射の副作用は4つ。
1.ヒアルロン酸注入後、すぐ元に戻ってしまう。
2.ヒアルロン酸注射後、顔の腫れや内出血を起こす場合がある。
3.多少痛みを伴う。
4.塞栓症の危険がある。
ヒアルロン酸注入後、すぐに元に戻ってしまう
ほうれい線やシワにヒアルロン酸を注入したばかりなのに、数日後には元通りに戻ってしまうということがあります。
これは、後日再びヒアルロン酸注射を受ければ、解決することがほとんどです。
しかし、質の悪いヒアルロン製剤を使用したり、わざと注入量を少なくしたりして、施術に追加料金を上乗せしたりする悪質なクリニックもあるようなので、十分注意が必要です。
ヒアルロン酸注射の施術を受ける前に、事前にクリニックや医師についてしっかり調べておくことで、悪質なクリニックを選ばず、危険も回避できる可能性があります。
注射後の顔の腫れや内出血
ほうれい線治療に行ったのに、顔がはれたり内出血したりすると心配になりますね。
内出血であざができてしまうのは、ヒアルロン酸注射をする際、誤って針で毛細血管を傷つけてしまう場合があるからです。
内出血の量が多いと顔が腫れてしまうことも極稀にあるようです。
腫れや内出血は約1週間程で良くなっていきますが、引かないようであれば、施術を受けたクリニックを再受診することをお勧めします。
あざが気になる場合は、化粧品のコンシーラー等メイクで隠すことができます。
多少の痛みを伴う
ほうれい線やシワの治療の場合、顔に注射をすることになるので、針を刺す際は多少の痛みがでます。
注射針は年々進化ししており、極細で先がまるい注射針が使われているため、我慢できないほどの痛みを伴うことは少なくなっているようです。
しかし、痛みについては、注射する場所や注入する量により個人差があります。
注射が苦手な方は、部分的に麻酔を打ってから注入してもうように、施術してもらうクリニックの担当医師にあらかじめ相談したり、情報を集めたりしておきましょう。
ちなみに、ほうれい線治療のヒアルロン酸注射の場合、クリームの麻酔剤を使うことが多いようです。
塞栓症の危険性
ヒアルロン酸注射治療で発生した危険性です。
ほうれい線にヒアルロン酸注射をした患者さんの小鼻が壊死したという医療事故です。
これは、非常になれな確率ですが、注入したヒアルロン酸が誤って血管内に入り、鼻の皮膚につながる血管が塞がってしまったことが原因で起こりました。
これは、明らかに医師の技量不足で起こっています。
よって、血管など注入してはいけない部分をしっかり把握しており、注入部分の解剖学的な構造をしっかり理解した医師が、ヒアルロン酸注射を施せば、このような医療事故は起こりません。
また、針の先が丸い特殊なマイクロカニューレと呼ばれる針を使用することでリスクを軽減できます。
ヒアルロン酸注射は簡単にできますが、うまくいかず再度施術を受けたりすると経済的にもかかります。
ヒアルロン酸注射のリスクをしっかり理解した上で、経験豊富な知識と技量のある医師を選ぶよう、ちゃんとしてクリニックを選ぶよう下調べは十分しましょう。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。